ハウスインフォ・スタッフブログ

オーダーメイド

time 2012/03/12

FPだんのです。暖かくなってきたと思ったら
突然の雪が降る、大阪です。
さて、最近仕事柄素晴らしい戸建て建築の
話を聞いたり、目にした入りする機会が増え
ました。
その中で、建築家を入れて1から住まいを
「創る」ことが真の「オーダーメイド」だと
思うようになりました。
ハウスメーカーさんでも「オーダーメイド」に
近いものは作れるとは思いますが、ハウス
メーカーさんは「住宅販売のプロ」であって、
「建築相談のプロ」ではありません。
そして坪単価の安いハウスメーカーさんほど、
真のオーダーメイドから程遠くなってしまって
いるのではないでしょうか?
尚、坪単価の安いハウスメーカーさんが悪い、
と言いたいのではありません。本当にずっと
住み心地の良い家には、きちんと「建築相談」
にのってくれる人がいて、クロスや床の色は
いうまでもなく、間取や導線、部屋数、場合に
よっては外観まで「オリジナル」で「お客様の
立場に立った」設計をしてくれるのではないで
しょうか。
個人的には「坪」と「㎡」と「畳」の違いも
説明しなかったり、お客様の要望を聞く前に
図面がでてくる業者さんは本当に「お客様の
立場に立った」とは言えないような気がします。
(お客様の多くは単位の違いを知りませんし、
いきなり図面がでてもそれが正しいのかさえ
分かりません)
服であれば「オーダーメイド(オートク
チュール)」と「レディメイド(プレタポルテ)」
の違いは歴然で、両者には少なくとも「採寸が
お客様に合わせてあるかどうか」という明確な
違いもあります。
ところが住まいは殆どレディメイドなのに
「オーダーメイドです」と話しても、疑問を
抱かれない場合が多く見受けられるのでは
ないでしょうか。
話は変わりますが、私は人生におけるお金の
使い方、関わり方はひとりひとりの
「オーダーメイド」だと思っています。
年収、家族構成が同じでも、お金の使い方が
同じ家はありません。「一般的」「平均的」
数値はでますが、「一般的」「平均的」数値で
生活しておられるご家庭は殆どありません。
その為、人生のお金の使い方は個々がしっかりと
知識を持ち、将来を踏まえて行動することが
求められます。
ところが多くのご家庭は「今は黒字だから」や
「将来のことまで考えられない」と、将来の
ことを考えて行動しておられるご家庭は少数派
ではないでしょうか?
服であれば明らかに着れない服を買うことは
ありません。住まいであれば「今だけ幸せな家」
より、「将来もずっと幸せである家」を多くの
方が選ばれると私は思います。
ひとりひとりのかけがえのない人生は、
「今さえ良ければ良い」ですか?
「将来も安心できる」方が良いですか?
消費税増税等の税金増額、円安による物価の
上昇、教育費の負担や増えない所得は他人事では
ありません。きちんと将来を見据え、「今」から
行動される方、つまり後者を選んで下さる方の
力になりたいと私は思います。

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