ハウスインフォ・スタッフブログ

播州は秋祭りシーズン突入

time 2007/10/01

 私の住んでいる播州地区は9月に入ると祭りモードに突入します。新聞の地域のページでは毎日のようにどこかの祭りの準備の記事が記載されていたり、お客様も「祭りが終ってから・・・」などと、祭りが終らないと事が進まない方も何人かいらっしゃいます。播州の秋祭りで使われている「屋台」を見てみると部分名に建築用語がたくさんあります。垂木、欄間、軒桁、隅木、水切、斗組、井筒など木造建築に出てくる単語です。実は屋台は地元の、家も建築している工務店が製作していたりします。よく見てみると大工さんの技が随所に見てとれます。また、各地区によってデザインが少しづつ違っていて面白いです。ちなみに価格ですが、全てを新調すると5000万円以上はかかってしまうようです。地面に立っている四本柱は約一坪程度なので「坪単価5000万円」ということになるのかも知れません。10月には播州の各地で坪単価5000万円以上の超高級住宅?が各地で披露されます。そんな見方をしてみても面白いですね。写真は私の住んでいる西多田地区の反り屋根型布団屋台です。

福永義正

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<参考資料>  播州祭り見聞記

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