ハウスインフォ・スタッフブログ

『暖炉と囲炉裏』

time 2015/10/19

昨日の「窓」と「間戸」の違いに関連して
今日は開口部の考え方の違いで「暖」の取り方が違うと言うお話です。

昔の日本の住宅は隙間風ピューピュー!
部屋全体を暖めると言う事が不可能だった為、
「囲炉裏」や火鉢で直火に当たって暖をとるといった生活習慣だったと考えられます。
西洋はどうでしょう?
「暖炉」で部屋全体を暖めるイメージですね。
これは私の私見ですが、この違いが今も日本人の根底に残っているような気がします。
新築住宅で石油ファンヒーターの前から動けないといった、直火で暖をとる形式が今でも行われているのではないでしょうか?
そんな事をしなくても、
ちゃんと建てた新築住宅であれば部屋全体や家全体を暖かく保つ事はできるはずです。
家を計画する時にはプランニングも大事ですが、室温をどう保つかをしっかり計画したいものです。

★写真は物件番号104 西脇市の家
玄関ホールをギャラリーとして利用できるように計画しました。
設計 山岡哲哉建築設計事務所

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