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今日は、住宅ローンの元金と利息の割合について。

住宅ローンを借りると必ず利息が必要になります。

基本的には住宅ローンの返済方法として、

①元利均等返済と②元金均等返済があります。

①は毎月の返済金額が同じ金額で設定されています。

②は毎月の返済額が元金を均等割にした額と利息の合計なので、

当初の返済金額は高いですが、元金をしっかりと返済していくので、

総支払額では①よりも少なくなります。

一般によく使われるのは、毎月の返済金額の変化がない①の元利均等返済です。

で今日は、元利均等返済の場合、毎月の支払いの金額に対して、

元金は?利息は?どのくらいの割合なのでしょうか?

最終的な総返済額の差は良く聞くけれど毎月の返済の利息ってどうなんだろう?

借入金1000万円、返済期間35年の場合で比較すると (金利は全期間固定)

金利

毎月の返済金額

元金

利息

1%

28,228円

19,895円

8,333円

2%

33,126円

16,460円

16,666円

3%

38,485円

13,485円

25,000円

・・・

・・・

・・・

・・・

                                                                          (返済1回目の割合です。)

金利が2%の時点では、元金と利息の割合が半々ですが、

金利が3%の時点では、元金の約2倍の利息を払わなければならず、

尚かつ毎月の元金の返済金額も減るので、なかなか元金が減りません

10年が経っても

金利

毎月の返済金額

元金

利息

3%

38,485円

18,151円

20,334円

毎月の返済額の半分以上が利息です

元金が利息を上回るのは12年後の事です。

こうしてみると住宅ローンを借りて10年経つまでには繰り上げ返済をしたい衝動にかられちゃいますね・・・。

利息は毎月減っていきますが、35年で返済すると毎月100円も減って行きません。

住宅ローンも組んだら終わりではなく、しっかりと返済計画をしていかないと、

駄目ですね!!

by.下村昌弘

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