2019/08/24
前日、桑田真澄の講演会があり行ってきました。
桑田真澄とと言えば清原和博と日本の野球の一時代を築いた名選手です。
実は私は桑田さんとは同い年。
だからかも知れませんが、
桑田さんの生き方には共感と共に、尊敬するところがあります。
昨日の話にはいろいろ内容があり、中心は
人生の「試練」と「努力」そして、「表裏」といった題材での講演でしたが、
それ以外に一つ気になる話があったのでブログに書いてみようと思います。
それは、清原和博との出会いで、実力と体格のコンプレックスを抱いた事で
結果的に清原は「力の野球」で成功し、自分は「頭の野球」で成功出来た。
そして、その結果がどちらが正しいのではなく、どっちも正しいと思う。
といった内容です。
家づくりについても同じ様な事を私は思います。
このメーカーに依頼したから家づくりが成功!
この工務店に依頼したから家づくりは成功した。
家づくりには本当に多種多様な方法があります。
その中で、何に焦点を置いて家づくりの方法を選ぶかが大切です。
しかし、焦点がずれていく人が多いのも事実です。
例えば、
最初は、「家族がいつまでも楽しく豊かで快適に生活できるマイホーム」として
家づくりをスタートしたにも関わらず、いつの間にか
○○工法で外断熱、そして自然素材を使った家がほしい。
私が家づくりを考えるとそれは「方法」で成功のポイントではないと思うのです。
なんでそんな事になってしまったんだろうと思いますが、
それには情報化社会のいろいろな事情があると思います。
だから、焦点をしっかり定めるというのは本当に難しいのかも知れないですが、
家づくりを成功させるために、自分たちのポイントとなる焦点を
どこに定めるかをしっかり見極めてほしいと思います。
福永 義正