ハウスインフォ・スタッフブログ

設計監理費用 その3

time 2007/06/02

その2の続き・・
まず、その2の代願業務について、代願業務は決して悪いことではありませんのでご了承ください。昨日の内容で2~30万円の設計料の内容について、少しわかっていただいたかと思います。それでは建築家に、設計業務および工事監理業務を依頼した場合の「設計監理費用」について書いていきたいと思います。まず、設計業務と工事監理業務は必ずセットで考えてください。よく、「図面(設計業務)だけはちゃんと書いてもらえば、工事監理は工務店の現場監督さんががいるので必要ありません。」なんていう人がいます。現場監督が行う「工事管理」と、設計者(建築家)が行う「工事監理」は意味が違います。実は漢字も違うんですよね。「工事管理」は工事する業者の担当者が自社の工事の「安全管理」(工事中の現場の安全管理)「工程管理」(工事の進捗状況の管理)「予算管理」(請け負った工事の予算の管理)「品質管理」(品質の管理)要するに、現場監督さんは工務店側の工事の代理人ということです。対して建築家の行う「工事監理」は工事監理業務委託契約によってお客さんの代理人としての現場の品質の監理を行う事です。要するに、お客さんの代理人として現場を監理する人です。あと工事監理には、お客さんと長い時間をかけて創りあげてきたイメージを現場にしっかり伝える為の監修といった意味もあります。工事監理は設計とは別の第三者に依頼することも出来ますが、建築家に設計を依頼する場合はセットで依頼することをお勧めします。  To be continued・・・

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