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基礎の高さはどのくらい??

time 2007/06/30

家創りを行う時には、デザインや使い勝手のよさも重要になりますが、やっぱり基本的な構造も重視したいですね。そこで今回は「基礎」についてです。湿気対策と強度の面、基礎の立ち上がりの高さや幅はどのくらいがいいのでしょうか?

金融公庫の基準では、地面から基礎の立ち上がり部の天端まで40㎝以上が標準になっています。立ち上がりの幅は、12~15㎝が標準です。(建築基準法では地面から基礎の天端までは30㎝以上となっています。)

住宅金融公庫の直接融資は2007年4月1日に廃止されましたが、その基準は、今後も継続される公庫と民間金融機関の協調融資「フラット35」でも適用されます。家創りの一つの基準になれば良いのではないのでしょうか?

日本の多くの地域では、夏場は高温多湿となります。床下は地中からの湿気がこもりやすいので、必要な防腐・防蟻対策の処置を施し、地面から適度に距離をとることは湿気から土台や根太などの構造を守る事にも繋がります。立ち上がり部分を高くすると床下の空間が広がるので、構造や配管の点検・補修がしやすくなるメリットもあります。

基礎の仕様のみにならずに設計者と一緒によく考えて行いましょう!

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