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シロアリの対策は・・・?

time 2007/07/01

昨日は基礎のお話をしましたが、今日はシロアリについての話を書いていきます。家をお願いするときにやっぱりシロアリは気になるところです。工務店さんに話を聞くと「薬剤での防蟻処理をしますから大丈夫です。」との答えが・・・、でも薬剤のイメージってなんだか良くない人やアレルギーがある人もいるはずです。じゃあ他にはどんな方法があるのでしょうか?

防蟻剤に頼るだけではなく、湿気や虫に強い木材を利用することや床下の湿気対策にも配慮することが大切になってきます!シロアリは湿気の多い床下を好み、高温多湿の浴室・台所付近などが最適の生息環境だといわれています。床下に防湿コンクリートを打っていてもシロアリはコンクリートを食い破り進入の可能性もあります。住宅の場合は基礎の周りに余った材料を積んでいた、床下に木材の破片が放置されるなどは注意が必要です。

防蟻剤についてですが、2003年の建築基準法改正により、現在では10年間の保証ができるほど持続性のある薬剤は使えなくなり、5年保証程度の薬剤が中心になっています。薬に頼るだけではなく、床下の構造にはヒバや檜の乾燥材など、シロアリや湿気に強い材を選択する事も一つのポイントです。

他には、床下の通気・換気をはかり、布基礎の場合防湿シート・押さえコンクリート打ちや乾燥砂押さえをすることなどの配慮も有効です。

最近は、天然の防虫抗菌効果のあるヒバ油、木酢液などで防蟻処理をすることも多くなりました。とはいえ防蟻処理にも全体でのコストはかかりますので、設計者・工務店の担当者とよく検討されて決めていくことが必要ですね☆

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