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今日は断熱材の種類や性能について・・・

そもそも日本の住宅に断熱施工するようになったのは、せいぜい20年前後ぐらいでしょう。築年数の古い家ではまだまだ断熱材が入っていないことも多いと思います。例えば昔の住宅では、屋根にカラー鉄板を使用している家は太陽熱を通しやすく、夏になると二階の室温が高くなってしまいました。冬は、断熱がされていないので、すきま風で部屋の室温も下がっていました。

日本の住宅用断熱材のシェアは、グラスウールやロックウールなどの無機質繊維系が7割ほどを占めます。残りの3割は、ポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォームなどの発泡プラスチック系、そのほかはセルローズファイバーや天然ウール、炭化コルクなどの自然素材系となっています。

従来、主に使われていたのが「充てん断熱(柱の間に断熱材を詰める工法)」では、無機質繊維系を使う事がほとんどでしたが、最近増えてきたのが「外張り断熱(柱や梁の外側に断熱ボードを張る工法)」では発泡プラスチック系を使う場合が多いですね。

それぞれ一長一短があり、いちがいにどれが一番なのかは断言することができません。ただ断熱には正しい知識と技術が必要とされますので、確かな実績のある業者を選び、断熱材の施工性・価格・材質などについてもよく検討しましょう。

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