ハウスインフォ・スタッフブログ

変化に対応すること

time 2012/01/13

FPだんのです。寒の内ですが、今年は去年ほど寒さを
感じないのは、私だけでしょうか?もちろん、それでも
十分寒いのですが…。
さて、標題は「時間」という概念の大切さについてです。
時間は変化をもたらします。そして、その時間がもたらす
「変化」に気付き対応することが必要なのだと私は
思っています。
時が経てば、物事は変化します。これだけだと「そんなの
当たり前でしょ?」と思われるかもしれませんね。
例えば、預金金利。1990年は少なくとも数%の預金金利が
ついていた時期もありました。今はわずか0.02%。当時の
数百分の1しかありません。
そして、土地の値段。今の土地の価格は昭和58年と同じ
くらいだと言われています(地域によって異なります)。
土地値はバブル期以降下落の一途をたどっている地域が
多く、10年前、20年前の価格は今からいうと「高い」
価格だったのです。もちろん、賃料も同じです。
他には、モノの値段や税金(税率)、年金や世界に
おける日本の状況
などもそうです。
こうした変化も、ひとつひとつは「知ってるよ」や
「分かってるよ」と思われる方も多いと思います。
では、こうした変化に「対応」しておられる方は、
どれだけいらっしゃるのでしょうか?
かくいう私も、つい数年前まではこうした変化にすら
気付かず、「良い会社で、きちんと働いていれば
大丈夫」と思っていました

実際は預金金利が下がっても貯蓄率や貯蓄額が
増えている人は少ないのでしょうか。
土地値が安くなった、賃料が安くなったと言われても
「その通りだ」と実感できる方は少ないのでは
ないでしょうか。
モノの値段や税金が増えても、収入も同じくらい
増えている方は少ないのではないでしょうか。
こうした「変化」に対応しなければ、「親世代
(20~40年前)と同じ暮らし」はできない
と私は
思います。
「変化に対応する」第一歩は、「今と昔の違いを
知ること」
ではないでしょうか。
是非、まずは今と20年、30年前を比べてみて下さい。
変化を自覚できれば、対応する意識が芽生えると
思います。意識が芽生えれば多くの手段(対策)を
うつことができると思います。
団野 修
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