ハウスインフォ・スタッフブログ

「住宅」だけで良いですか?

time 2012/01/15

FPだんのです。昨日、「13歳のハローワーク」
いうドラマを見ていました。
13歳のハローワーク
桐谷美玲さんのファッションがバブル期らしい
ですね。
ストーリーの一部で、主人公が1990年(バブル期)
へタイムスリップするのですが、1990年の様子が
描かれているのをみて、改めて今との「違い」を
知ることが出来ました。

たとえば携帯電話。当時は携帯電話は貴重な
ツールでしたが、とても巨大で、家の電話の
子機より大きなものでした。
また、当時は「受験戦争」真っ只中で、中学生に
対し「良い大学に出て、良い企業に行くことが
勝ち組です」と話していたのですが、現代から
みると「良い大学を出て、良い企業にいても
安心して暮らせる時代ではない」と思って
しまいました。
(ドラマ中でもセリフがありました)
過去と現在を比べることで、将来に対して
手を打つことができると私は思っています。
例えば、住宅金利は、バブル期は借入金利が
異常に高い時代でした。

とはいっても金利上昇時期だったので一刻も
早く固定金利にしなきゃ、と判断され、
固定金利にされた方はバブル崩壊後、収入が
減っても金利は下げられず、苦労された
ようです…。
ところが今は近年まれにみる低金利時代が
続いています。これだけ金利が低いのに、
「どうせ金利は低いままだろうし、変動
金利で大丈夫だろう」
と変動金利を選んで
しまう方も多いと思います。
私は変動金利だと、将来金利が上昇した時に
返済しきれない方が続出する
と考えています。
これは、バブルの教訓を活かした考え方です。
(バブルのような好景気はずっと続かない
ですし、今のような低金利時代もずっとは
続かない、と考えています)
住宅金利1つをとってみても、過去と現在を
比べることで、いくつかの「知識」が身に
つきます。
そして、こうした変化は、「住宅以外」でも
起こっています。その変化に気付いて対策を
講じる方とそうでない方で、将来の暮らし方に
差が生じると私は考えています。
私事ですが、2月12日に兵庫県姫路市で
住宅をはじめとした「お金」のことで、
講師を務めさせて頂きます。もし、話をきいて
みたい、住まいの事を考えてみたいと
思っておられる方で、参加できる場所に
いらっしゃるのであれば是非ご参加下さい。
今のうちから将来のことを考えることで、
きっとより豊かでゆとりある人生を送ることが
できると思います。
人生設計セミナーin姫路 2月12日
団野 修
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