—ハウスインフォの家づくり ②—

土地について

土地選びは、資金計画に沿ってポイントを整理することが重要です。
100点満点の土地があれば最高です。しかし、なかなか満点の土地が無いのが現実です。
満点が無いとわかった時にどうするか、時期を限定せずに満点の土地にこだわるのも一つですが、多くの人が入居時期を限定しています。

その時に、自分たちが何にこだわるのかをしっかり整理することをお勧めしています。
こだわりの一つとして敷地条件があると思います。

弊社では、しばしば土地のご相談を受けることがありますが、「私の敷地は『変な土地』なんです。」という言葉をよく聞きます。

敷地には「狭小敷地」「細長い敷地」「三角形の敷地」「変形敷地」「日当たりの悪い敷地」「まわりに建物が立て込んでる敷地」など様々なものがあります。

逆に考えると、お客様の気持ちの中では「広々とした南東の角地」以外は「変な土地」とお考えになってるのかも知れません。

しかし、そういう「変な土地」でも建物が完成した時、たくさんの方々に「この家凄く素敵ですね。」と言っていただいております。

ハウスインフォの土地選びは、決して「変な土地」ばかり探している訳ではありません。
更地で見た時よりも、「建物が完成した時に満足感が増すような土地選び」を提供しています。

『変な土地』の施工事例

《狭小地編》
間口4m奥行き20mの高い建物が隣接する25坪の“ウナギの寝床”

No.313 姫路市北条口の家
間口が狭く奥に長い変形地で、東側と南側が大きな建物に囲まれ、西側も今後ビルが建ってもおかしくないような敷地。
だからこそ安く購入できました。

条件だけみると快適な家が建てられそうにないこの土地でも、建築家がデザインすれば気持ちのいい居住空間が実現できます。

設計コンペにより選ばれたSPACE-CREATION高木建築事務所と共に家づくりスタート!!

 

 

~敷地の条件を逆手にとった風が吹き抜ける空間デザイン

周囲を囲い外に閉じた家。外観上にはほとんど窓をつけず、囲われた中に大きな吹き抜けを3箇所設け、そこから光が入り風が抜けていくことで、快適で開放感のある住空間を作り出しました。
またこの吹き抜けに面することで、居住空間が実寸以上に広く感じる構造になっています。

■完成写真

■建物西側
西側は後々ビルが建つことを想定して窓は一つも設けていない。
その前提で明るさを確保する設計がされている。

■建物正面
正面は壁ではなくテラスの目隠し&室内に光を反射させるためのガラスになっている。

■ガレージ
車は縦置きで2台収納。床面から3段ほどステップを上がった奥に玄関ホールがある。このため窮屈な感じがしない。

■2Fキッチン
キッチン横のダイニングは、南の吹き抜けに面している。隣接して建物が建っているのでこの吹き抜けが非常に効果的だ。

■2Fダイニング
ダイニングの奥には和室が設けられている。

■2Fリビング
リビングは中央の吹き抜けに面しており、下のガレージ方向にも吹き抜けた空にも視線が通り、空間に連続性と広がりをもたらしている。リビングの奥にはウッドデッキのテラスがある。

■3F廊下
階段上には天窓を設け、上部から光が射して明るい空間になっている。廊下右は子ども部屋。奥は寝室へとつながる。

■中央の吹き抜け
ガレージから空につながる吹き抜け。こちらの階段は寝室から屋上へ続いている。

誰もが敬遠しがちなこのような敷地でも、建築家がプランを考えると明るく狭さを感じない住宅が完成します。