245-姫路市的形町の家








245-姫路市的形町の家


【建築家コメント】
国道から適度な距離を置いた分譲地の一画、敷地の南側は大きく開け、東は水路の暗渠、北側に道路、西側には未だ売れていない分譲地といったロケーションの中、限られた予算、限られた面積の中で今何を実現しなければならないのか?そして後からでもいい事は何なのか?そんな条件の取捨選択の結果出来上がった延べ30坪と言う小さな住まいです。デッキにバルコニー、サービスコート、蓄熱暖房機といった当初の要望も全て実現し、ポカポカの陽射しが部屋一杯に入る明るい家となりました。休みの日はお子さんも庭の草むしりを手伝う、皆で頑張るご家族です。

【ハウスインフォのコーディネート】
お客様との出会いは、完成から2年以上も前になります。土地から購入の計画でした。地域を絞って探していましたが、なかなかこれと行った土地が無く家づくりが進展しませんでした。そうしている時に香寺町の家の見学会で自分たちの住みたいと思う家を発見!そこから家づくりが進展しました。決定した土地は何度も候補に挙がっていた分譲地でした。もうひとつ、この物件は限られた厳しい予算を絶対守るという条件があり、設計中からコスト意識をみんなで共有しながら進める事がポイントとなりました。結果予算内で大変満足していただける家が出来上がったと思っています。


設計監理:芦田成人建築設計事務所
施工:(有)新匠工務店
写真:玉森建築写真事務所