372-縁望の家








372-縁望の家


【建築家コメント】
目の前に開けた田園風景、時折現れる一両の列車。ロケーションに恵まれた、この敷地に計画した住まいの贅沢な空間は、奥行きの深い南東面につながる外縁です。 敷地の形状になぞらえ、建物は南北に長く計画しています。西側の道を行き交う人や車からの視線と西日対策に、建物西面の開口部を極力減らし、夏場の日射対策としています。 お風呂にはヒバ板を張り、ゆっくりとくつろげるバスタイムを堪能していただける事と思います。村の一番端に位置するこの建物は風も良く通り、通年を通し快適な室内環境を保つ事を目指して窓の配置や断熱計画など細部にも配慮した住まいです。


設計監理:芦田成人建築設計事務所
施工:栄寿建設
写真:中村写真工房