402-船津町のリノベーション
【建物概要】
増築を繰り返した築50年超えの古民家改修計画。改修するにあたり建物のコアにあたる部分にベタ基礎を敷設し、耐力壁のバランスも見直す等の構造補強も行なった。
玄関を入ると外観とは対照的な白い壁で囲まれた光庭、建具を引き込み一体空間として使用できる和室を設け、広々としたエントランス空間を計画した。
元々北側にあったDKを家族が集い団欒するのに環境の良い南東側での計画とした。ナチュラルな木目のボックスの上に乗る形で、キッチン天板を20mm厚のステンレスプレートに見えるようにデザインを行なった。またハイカウンターとして使用できるようにキッチン天板を張り出す計画とした。勝手口やゴミ箱等をキッチンバックの扉で隠したりするなどDK廻りがすっきりするように設計した。
設計監理：(株)庄司圭介アトリエ
施工：(株)ハウスインフォ
写真：中村写真工房