351-豊岡市の家
【建築家コメント】
この建物は、JR豊岡駅の西側で宅地化が進んでいる区画の中に位置します。古くからの街並みの中での計画ではなく、新しく整備されつつある新しい町になります。但馬の山の稜線の美しさと力強さをモチーフにし、大きな連続する屋根で内部空間を包み込むように計画を行いました。薪ストーブのあるリビングを中心に、ダイニングと和室を両翼に伸ばし、リビングの吹抜けを介して2階の寝室・子供部屋・書斎とつながる大きな大空間を創っています。暮らしやすい家を目指して、日本の住宅の本来の暮らし方を手本にし、当たり前のことを当たり前に計画し作り上げ出来あがった家です。
設計監理:懐建築工房
施工:(株)ミキホーム