257-神崎郡福崎町の家







257-神崎郡福崎町の家


【建築家コメント】
長年暮らしたご両親が住む住宅の敷地内に、「ハナレ」として若いご夫婦と3人の子どもたちのための住宅として計画しました。敷地を有効に利用することを考えて、単純な箱型の建物を注意深く配置しています。内部はオープンキッチンを中心とする開放的なリビングダイニングがあり、デッキテラスへと広がっています。自然素材を中心とした仕上がりになっています。

【ハウスインフォのコーディネート】
福崎町の「特別指定区域制度」を使って新築しました。当初、計画地は農地で接道しておらず、建築不可能と判断された敷地でした。お客様と何度も協議を重ね、その敷地に隣接するご両親の敷地を文筆してもらう事で接道を可能とし、「建築基準法第43条第1項ただし書きによる許可」「都市計画法施行規則第60条による証明」「農転許可申請」など設計前にする申請と、設計を進めながら行う申請を整理しながら計画を進めました。この計画は弊社コーディネーターが測量士、行政書士、土地家屋調査士、司法書士など様々な専門家にアドバイスを適切にもらいながら進めました。


設計監理:和田修二環境建築工房
施工:(株)須々木工務店
写真:玉森建築写真事務所