ハウスインフォ・スタッフブログ

適正保険料!?

time 2012/03/30

FPだんのです。女子フィギアスケートでは、
3人の選手の演技に見惚れてしまいました。
私は個人的には鈴木明子さんの演技が好き
なのですが、今回は村上佳菜子さんの演技も
素晴らしかったと思います。
さて、標題は先日の講演でライフネット
生命の出口社長がおっしゃっていた言葉です。
「今の20代、30代の若い世代はこれから
所得(収入)がどんどん増える訳でもない
ので、あまり高い保険に入れないと思う。
せいぜい手取りの3~5%が適正なのでは
ないか」
これは出口社長のお言葉です。
ところが私が実際に相談させて頂く方の
多くは少ない方でも年収の10%、多い方
だと手取りの15%くらいの保険料を支払って
おられます。しかも、月払いで。
実際に適正な保険料は、その方がどのような
保障が必要で、どのような保障を望んで
おられるかをしっかりと聞かないと
分からないと私は思っています。
また、貯蓄型保険に加入するか否かで
保険料は大きく変わってしまいます。
(ちなみに、出口社長は今は金利が低いので、
貯蓄型保険は他の投資商品に勝てない、と
おっしゃっておられました。私もまったく
同感です)
多くの方はどれくらいが適正で、毎年
(毎月ではありません)いくらくらいの
保険料を支払うべきか、というのは
分からないと思います。
一方で知っておいて頂きたいのは、保険を
販売される方の中には、お客様がいくら
くらい保険料を払うべきかを考えられない
方、考えられたとしても自己(自社)の
利益を優先してしまう方もいらっしゃる、
ということです。
その例として、保険料は年払が基本料金
です。月払保険料は「割増」料金であり、
年払の金額を払えない保険であれば、
まずはその保険に入るより十分な貯蓄を
する生活を優先させるべきだと私は考え
ています。
そんな「当たり前」の案内すら販売時に
されていない、と思われる方もおられる
のではないでしょうか。
また、保険に加入する場合、そのご家庭の
貯蓄額と、貯蓄性向(今まで貯めた貯蓄は
ご夫婦のどちらが力を入れて貯められたか)
かを聞く必要があると私は思っています。
貯蓄額の多寡でその方の必要保障額は
変わりますし、貯める力のある方とない方
でも必要な保障額は変わるのではないで
しょうか。
ところが保険の加入時に、「貯蓄額」を
尋ねられることは稀だと思います。
保険の加入で損をしない第一歩は、
「販売者任せにしないこと」だと私は
考えます。今は「保険の考え方、入り方」
という書籍も多いので、まずは最低限の
知識を得てから、加入を検討することを
オススメします。

【イベント告知!】
3月31日(土)4月1日(日)『H023 姫路市別所町の家2』 完成見学会

団野 修
プロフィール

Staff blog

アーカイブ