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大阪万博開催と職人不足が一般住宅にもたらすもの

time 2018/12/03

大阪万博が決定しましたね。
実は私たちは戦々恐々なんです。

最近よく聞くのは職人がいない!
近年、職人の高齢化や、なりて不足で職人不足の深刻化が本格的になっています。

いよいよ来年に迫った消費税増税で駆け込み購入なんて言う話もチラホラ聞くようになってきましたが、大阪万博と職人不足のインパクトはそんなもんではないと思っています。
消費税増税は『たったの』2%なんです。
これは予想ですが、万博と職人不足が招く建設費の高騰は消費税増税をはるかに超えると考えています。

私たちが手掛ける住宅は職人の技量を要求されます。
しかし、職人も人の子です。簡単で単価の高い仕事があればそちらを選びがちです。
そうなると益々私たちは職人不足に悩まされるようになるでしょう。

そうならない為に職人の確保をする必要があります。
単価を上げることは多少やむを得ないとしても、それ以上に職人がやりたい!と思ってもらえる仕事を生みだすことが大切です。

その為に、これからは施主の意識改革も必要になってくるのではと考えています。
「家を買うところを探す」という買い手主体の意識ではなく、
「家づくりのパートナーを探す」という家づくりの共同作業に親身になってくれるパートナー選びをする意識が必要だと思います。

もし、IR推進法によってカジノなどの統合型リゾートが大阪に決まるようなことがあればさらに職人不足に拍車がかかり建設費の高騰は免れないと思います。

かつて私が就職した頃、バブル後半には職人を確保するために今では考えられないような苦労をした事がありました。
そこまでには至らないと思いますが、いい職人を確保していくにはクライアントの協力が必要な時代になるのは間違いないと考えています。

垂水の家
設計:庄司圭介アトリエ


御立の家
設計:グランデザイン

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