2019/08/24
広告を見ていると、「南欧風の素敵な住宅」とか「木目調の家具」「タイル調サイディング」など「○○風・○○調」という言葉が氾濫しています。
多くの建築家は「○○風・○○調」をあまり使いたがりません。
建築家にとって「○○風・○○調」は聞こえはいいけどパチモン（偽物）という意識があるようです。
確かに、古い家を見ても、素材本来の良さを活かした家の方が趣があるように思います。
ある建築家は「古美る」と言う言葉を使います。
メンテナンスフリーを希望される方が多いですが、家には古美ていく部分があってもいいのかなと私は思います。
「文化」とは、時の経過によって正直に古美ていくこと ～建築家出江寛～
★写真は物件番号151 ロジイエ
庭に解体時に出た古い瓦や延べ石を利用した事で、新しい建物に時の趣が出ています。
設計 studio tannpopogumi
プロデュース ハウスインフォ
