ハウスインフォ・スタッフブログ

田んぼに新築を建てる??

time 2007/06/03

昔は田んぼであった敷地に新築の家を建てるのにどんな注意が必要なのでしょうか?田んぼや畑と聞くと、イメージでは軟弱な地盤で、地震の時を考えるととても不安になります。しかし以前が田んぼであれそこに建てると決めた時、どのような対応をとれば安心できるのでしょうか? まずは地盤調査をしっかりする事!地盤調査にもいろいろな方法があります。標準貫入試験、ボーリング調査、サウンディング試験、平板載荷試験 などの様々な方法があります。その結果によって地盤の改良、補強をしなければいけないかも知れません。主な方法としては、セメント系固化剤を軟弱層に撒いて固める「表層改良工法」、固化剤を地中へ柱状に注入して良好な地盤層まで届かせる「柱状改良工法」、鋼管杭を強固な地盤まで打ち込み、家を支える「鋼管杭工法」などがあげられます。表層改良工法や柱状改良工法は、比較的容易ですが、軟弱層が浅い場合にしか行うことができません。鋼管杭工法は軟弱層が深くても対応できますが、工事の振動で近隣に影響を与える可能性があります。工法により良い点、悪い点があるので設計者や工事の担当者としっかり話をして決めていきましょう!

Staff blog

アーカイブ