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設計図書の役割☆

time 2007/06/24

建築家との打合せも大詰めになり、工事が始まる前に設計図書として図面が一冊の本になります。この設計図書にはどんな役割があるのでしょうか?

設計図書の役割には大きく2つあります。まず一つは設計図書は理解すればするほど、これから建てようとする家の情報が多く手に入り、家のイメージをより明確に思い浮かべる事ができます。仮に大きな窓のある広いリビングを希望したとすると、リビングの広さや天井の高さ、窓の向きや大きさはどのような感じか、他の部屋とのつながりはどうか、どんな素材が使われているか。設計図面を見ればそういった情報を把握できます。

2つ目は、設計図書は施主と設計者、施工者という建物にかかわるすべてをつなぐ共通のツールということです。音楽でいえば楽譜のようなものですね。決められたルールに従って表現された図面をもとに、施主と設計者、設計者と大工さんそれぞれが打合せを行い、家作りを進めていきます。建物は基本的に設計図面の通りに建てられているので、図面上で何度も検討し、最終的に納得できる内容にしておくといいですね。建築し始めてから現場でも図面を見ながら確認はしていきます。その都度、変更することもありますので、実際にどのような形になるのかは現場で確認しながら決定します。

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