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子ども部屋の設計で気をつけておく点は?

time 2007/05/29

よく子ども部屋をどのように設けるのかと相談を受けます。小学生の息子と幼稚園の娘がいるのですが、決して広くない敷地なので、2つも個室はとれなさそうで、目が届きやすく、声もかけやすいようにしたいと思っているのですが・・・どのようなところに気をつけておくといいのでしょうか?
重要なのは、家族がどのような関係を築きたいのかを考え、将来の間取りの変更も視野に入れておく事です。
住まいの間取りは、家族のライフスタイルに合わせて考えることが基本です。そうすれば新しい家でも無理なく生活することができるのです。子ども部屋についても同様で、まず考えたいのは、「親や兄弟とどのような関係を築いていきたいのか?」ということなのです。家で子どもとどのように過ごしたいのか?どこで接点を持つのか?ということを家族で話し合ってみるといいでしょう。
家にいるときはリビングで一緒に過ごしたいというのであれば、子ども部屋は寝るだけの最小限の部屋で良いのかもしれません。また、自主性を育てたいということで、机、ベッドのほか、自分で整理できるようにクローゼットをビルトインして独立性を高めるケースもあります。
もう一つ考慮に入れておきたいのが、子どもの成長です。今は小学生でも十数年もすれば巣立ってしまいます。その時空いた子ども部屋をどう利用するのか?将来の間取り変更も視野に入れておくと良いですよ。お子さんが2人なら、無理に2部屋用意せず、ちょっと広めの部屋を区切れるように設ける例をよく見ます。将来の使い回しもしやすそうだし、合理的だと思います。

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