ハウスインフォ・スタッフブログ

『既存住宅流通の問題点 ①』

time 2016/10/11

住宅の対応年数が短く考えられている事。
日本の住宅は25年を過ぎると売却する場合建物の価値はほぼ「0」で評価されます。
逆に土地価格から解体費用を差し引く場合もあります。
戦後と言われた時代は住宅が足らず、質より量が重視され質の悪い住宅も多かった時代もありました。
その時代の住宅ですらしっかり手入れすれば住宅の寿命が住宅ローンと共に終わるなんてことはないと思います。
ではなぜ?
これは社会の経済効果を産むための犠牲になっているのではないかと考えます。
既存住宅を流通さすよりもスクラップアンドビルド(壊して新築)の方が経済が動く。
そんな社会の思惑が既存住宅の流通を少なくしてきた一つの要因だと考えます。
これは政府の政策にも表れています。

つづく・・・14606282_1097741046970644_2376496191515200437_n

★写真★ 物件№266 相生市のリフォーム
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