ハウスインフォ・スタッフブログ

繰上げ返済。もう一つの注意事項

time 2013/03/27

繰上げ返済の新常識について前のブログで書きましたが、もう一つ注意事項があります。

それは生命保険との関係です。

住宅ローンの残高が1000万円、貯蓄が1000万円あるとしましょう。

もしも万が一ご主人が亡くなった場合シミュレーションします。

1000万円繰上げ返済をした場合

手元資金0円+自宅

繰上げ返済をしなかった場合

自宅は団体信用生命保険で住宅ローンは無くなり、手元に1000万円残ります

そうです!住宅ローン残高には常にその金額に対して保険が掛かっているのです。

そう考えた場合、繰上げ返済を行うという事は保険の見直しも必要と言う事になります。

1000万円の生命保険の掛け金と繰上げ返済で軽減できる費用の比較も検討しなければいけません。

実際にそこまで考えて繰上げ返済をされる方がどこまでいらっしゃるでしょうか?

住宅を取得する方の親世代はそんな事まで考えていなかったといわれるかもしれません。

しかし、今定年を迎える世代までは社会が成長し、所得が右肩上がりに増え、貯蓄などの金利も良かった世代です。

今の時代には今の時代に沿った考え方をもつ必要があります。

これからは家を購入する時に住宅ローンだけを考えるのではなく、ローン、保険、貯蓄、社会保障、企業保障、投資までを一緒に考えながら「家族のしあわせ」を考えていく時代だと私は考えます。

私達は家づくりのStep1を「お金」と位置づけています。お金(金融の仕組み)を理解し、ライフプランがしっかり作成出来れば建築家とつくる素敵なマイホームも必ず完成します。

マイホームをお考えの方は一度ハウスインフォにご相談ください。

福永義正

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